一般家庭では、入手困難な材料を発見!!
これは、相撲部屋だからこそ味わえる贅沢なちゃんこ鍋かもしれません。
今日は、気になるけど、なかなか機会がないと食べることのできない相撲部屋伝統のちゃんこ鍋レシピの紹介をしたいと思います。
元大関・朝潮(大ちゃん)が親方の【高砂部屋】ちゃんこ鍋レシピ!
普段から料理の好きな私は、スポーツを習っている息子のことを考えて・・・
栄養たっぷりの食事を作るように心掛けています。
要領は良くないタイプなので、大きな声で料理が得意とは言えません(笑)
単純に、色々と台所で調理を工夫するのが好きなだけです。
今回は、そんな日常の中で栄養面を考えて調べた、相撲部屋のちゃんこ鍋レシピの中で注目したものをご紹介したいと思います。
先日、テレビの相撲中継でも特集が放送されて話題になった親方と言えば・・・
【ぶちかまし(体当たり)】が得意技だった、元大関の大ちゃんこと朝潮関!!
今でも私は、ニックネームが親方の雰囲気にピッタリだと思っています(笑)
幼少時代から体が大きかったことで、あだ名が「大ちゃん」です。
みんなに「大ちゃん!」の愛称で愛されている、現役時代も引退後も人気の方です。
本日(12月9日)は、高砂親方(元大関 朝潮、高知県室戸市出身)の57回目の誕生日です!現在、高砂部屋の師匠として朝赤龍らを指導し、監察委員・指導普及部委員としても活躍しています。 http://t.co/lhycMBLq #sumo pic.twitter.com/U62CQCBz
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) December 9, 2012
現在は、皆さんもご存じの可愛い高砂部屋の親方です。
相撲中継での解説で映ると、何か美味しいものを渡したくなる魅力があります(笑)
とても心が優しい方なので、存在そのものが癒し系だと個人的には思っています。
高砂親方は、現役引退後に山響親方、若松親方として年寄りを襲名していました。
部屋付きの親方として力士の指導をなさっていて、師匠の定年に伴い高砂親方となりました。
歌舞伎の世界のように、大相撲界でも名前が変わります。
さて、そんな指導が丁寧で有名な高砂親方は、相撲部屋のホームページにもサービス精神が感じられます。
以前の若松親方時代にも、ちゃんこ(お相撲さんの作る料理)の紹介コーナーがありました。
他にも、大相撲に関する楽しい情報がたくさん紹介されていました。
現在は、高砂部屋のHPに移行されているので、気になる方は是非チェックなさってください。
その中のちゃんこ鍋レシピに、目を引くものを発見!!
この珍しいレシピは貴重だと感じ、今回ブログで引用して皆さんへお届けしたいと思いました。
まず、我が家では作ることのできない食材!!
この食材が手に入るご家庭は、あるのかしら・・・(笑)
何かの機会があれば、人生に1度でいいから食べてみたい!!
レアなちゃんこ鍋とレシピのご紹介です。
朝乃山関や朝青龍関も食した?高砂部屋名物?!アンコウ鍋とマンボウ鍋の気になるレシピ
出典:高砂部屋HP
アンコウ鍋
一般家庭ではアンコウを丸ごと買ってきてさばくということももないであろうが、思ったより簡単にさばける。一度お試しあれ。
材料(約15人分)
●アンコウ 1匹 ●大根 1/2本 ●しいたけ 3袋 ●豆腐 3丁 ●長ネギ 3本 ●白菜 1個 ●調味料 ポン酢
作り方
アンコウの口の所を引っかけて吊るす。(この日は針金を通して上から吊るした。)
腹を切って内臓、肝をだす。(腹を切ると水が大量に出てくる。この日はイワシも丸ごと3匹出てきた。)
口の周りに切れ込みを入れて皮をひっぱってはがす。(わりと簡単にとれる)
吊るしたまま身を骨ごと切り落としていく。(口の周り以外は全部食える。)
切り落とした骨、身をぶつ切りにする。肝も好みの大きさに切る。(肝はつぶしてボン酢の中に入れてもうまい。)
あとは、普通の水炊きの要領で食う。やっぱりアンコウはうまい。アンキモも、最高にうまい。
出典:高砂部屋ホームページ
マンボウ鍋
高知で漁師をやっている親方のお父さんが、2、3年に1度、網にかかるらしくて、送ってくれる。
かなりレアな鍋。材料(約15人分)
●マンボウ 1匹 ●長ネギ 6本 ●調味料 味噌、醤油、酒、にんにく
作り方
身を湯がいて、短冊状にほぐす。肝は(下写真中央)薄皮を剥いで、つぶす。
鍋に油をひいて、肝を味噌でからめて炒める。おろしにんにくを少量入れ、酒、醤油で味を調える。
そこへ、マンボウの身をまぜて、短冊に切ったネギをいれて出来上がり。
身は、魚というより鳥に近い感じ。時々身についている、ゼラチンがうまい。
高砂部屋のご紹介(詳細)
高砂部屋の読み方
高砂部屋は、【たかさごべや】と読みます。
明治初期に活躍した高砂浦五郎関が創設した歴史のある有名な相撲部屋です。
伝統のある高砂部屋は、部屋のある土俵に特徴があります。
<高砂部屋>
稽古後、砂を集め、土俵中央に盛り砂をし、御幣を立て、塩を撒き、清めます。鍛錬の場である土俵に感謝と祈りを込めます(写真は村田)。
#sumo #相撲 #高砂部屋 pic.twitter.com/NYIFd9aIl2— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 18, 2020
初めて稽古で使用する土俵に俵がないものを見たとき、私は驚きました。
これは【皿土俵】というもので、土俵の俵が部分のラインが掘られているタイプです。
高砂部屋の親方(後継者)
第7代 高砂浦五郎親方(たかさご うらごろう)
元東方の大関・4代目朝潮関です。
愛称は大ちゃんで、昔も今も相撲界で人気の親方です。
朝潮は昭和30年生まれ。昭和53年初土俵。髪の生え際から出血するほど激しいぶちかまし、押しで度々上位陣を破り、優勝決定戦に2度出場。明るいキャラクターで「大ちゃん」として親しまれました。http://t.co/7fwdXXV0 #sumo pic.twitter.com/Cukjaw0K
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) December 9, 2012
高砂部屋の力士(お相撲さん) ※令和2年9月場所の番付
名門の高砂部屋は、小錦関、高見山関、水戸泉関、朝青龍関など多くの人気力士が在籍していました。
今年は、新大関の朝乃山関が人気で注目されていますね。
私は、花道で付け人から背中を叩かれて気合いを入れるルーティンが好きです(笑)
幕内の関取
大関・朝乃山関(あさのやま)
<新大関朝乃山>
本日、大相撲五月場所番付が発表されました。新大関の朝乃山は高砂部屋の看板を背景に記念撮影。https://t.co/jNObT5XJPI #sumo #相撲 #五月場所 #朝乃山 pic.twitter.com/sIEh7iocQb— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) April 27, 2020
幕下力士
朝弁慶関(あさべんけい)
朝玉勢関(あさぎょくせい)
朝興貴関(あさこうき)
寺沢関(てらさわ)
高砂部屋の場所(住所)
東京都墨田区本所3-5-4
最寄り駅:都営地下鉄浅草線 本所吾妻橋駅から徒歩10分程度です。
珍しいアンコウ&マンボウちゃんこ鍋レシピを見つけた感想
このレシピを見つけた時の私の衝撃は、今でも忘れられません。
長男が道場に楽しく通っているので、夕食は美味しいものにしようと調べていたので・・・
アンコウやマンボウの贅沢で希少な鍋に釘付けでした。
もちろん、我が家では入手困難ですし、そもそも調理の仕方が分かりません(笑)
アンコウを吊るせる場所は、残念ながら我が家の台所にありません。
マンボウも、主人と私は食したことがありませんから驚きでした。
いつかチャンスがあれば、作ることは難しいと思うので食べることを願います!!
その後、我が家は豚ちりと塩炊きのレシピを利用させていただきました。
その美味しいレシピも、後日アップしたいと思います。
貴重な材料を調達できるご家庭は、歴代の力士が食べていた料理を自宅でゆっくりと味わってください。