2020年の今年は、本場所の横綱休場も多いので・・・
個人的に【横綱土俵入り】は、貴重な時間に感じています。
横綱の四股に合わせて、「よいしょー!」「よいしょー!!」「よいしょー!!!」の掛け声。
横綱土俵入りは、本場所、地方巡業でも欠かせないものです。
今回は、その横綱土俵入りについて御説明したいと思います。
大相撲の美しい儀式が伝わりますように・・・
【横綱土俵入り】雲竜型や不知火型?太刀持ちと露払いとは?かっこいい時間を伝えたい!!~大相撲のブログ部屋編~
【横綱土俵入りとは?】意味の説明と動作や流れについて
大相撲の土俵入りとは、その日に取組をする力士の顔見せの事です。
(競馬で例えると、パドックになると思います。)
有名な色鮮やかな化粧廻し以外にも、「稽古で身体を鍛えてきたな!」と力士の調子が取組前に見られるのも人気だと思います。
立派な化粧まわしで現れる姿は、花道からカッコイイ!!
そして、特別で別格の横綱土俵入りは最高にかっこいいと毎回感じています。
今回は、最高にカッコいい特別な【横綱土俵入り】の御紹介です。
横綱土俵入りとは?
※Wikipedia(ウィキペディア)より引用
横綱土俵入り(よこづなどひょういり)は、大相撲の最高位である横綱が本場所の幕内取組前や巡業先などで行う土俵入りである。
片屋入り(かたやいり)とも呼ばれる。
関取の土俵入りは、十両および幕内は東方、西方がそれぞれ全員で行うが、横綱は幕内土俵入りの最後に単独の土俵入りを行う。
※横綱は幕内土俵入りの最後に単独の土俵入りを行う。
ここが別格の横綱が特別に行う【横綱土俵入り】のチェックポイントです。
横綱土俵入りの動作や流れ
※Wikipedia(ウィキペディア)より引用
幕内土俵入り(大関以下)が東西両方で終わった後に呼出が土俵を掃き清める。
立呼出および立行司に先導され、純白の綱を腰に締めた横綱が、露払い(つゆはらい)と太刀持ち(たちもち)を従えて入場する。
土俵下で左から順に太刀持ち、横綱、露払いの順に並んで同時に土俵に上がり、横綱は柏手を打つ。
横綱が土俵中央に進み出て、正面を向いて再び柏手を打ち、右足→右足→左足の順に四股を踏む。
この時観客から「よいしょ!」と掛け声が飛ぶ。
土俵の上り口で再び柏手を打ち、全員一礼の後退場する。
以上一連の動作をその日出場している横綱全員が順番に行い、場内は中入りに入る。
令和2年の7月場所では、新型コロナウイルスの感染防止対策で、会場で声援が自粛されています。
中継で大相撲の応援の方は、いつも通りに「よいしょー!」「よいしょー!!」「よいしょー!!!」と熱い声援を届けてください。
力士の方は、戦後初の無観客開催に違和感があったようですね。
そのため、お客さんが観客席にいる今回の7月場所の拍手は本当に励みになると話しています。
また、この状況が落ち着いたら、実際に土俵の上で輝く横綱に「よいしょー!」「よいしょー!!」「よいしょー!!!」と応援を届けたいと思います。
【横綱土俵入り】型は、雲竜型や不知火型が選べます!
【横綱土俵入り】雲竜型と不知火型とは?
※Wikipedia(ウィキペディア)より引用
横綱土俵入りの型は「雲龍型(うんりゅうがた)」と「不知火型(しらぬいがた)」の2種類が存在し、それぞれ雲龍久吉と不知火光右衛門が行っていた土俵入りの型を起源として伝えられたものとされ、綱の締め方やせり上がりの型に差異があるのが特徴である。
大まかな型の違いとしては1回目で四股を踏んだ後、せり上がりの時に右手のみを伸ばすのが雲龍型、両手を伸ばすのが不知火型である。
雲龍型は梅ヶ谷藤太郎(2代)が、不知火型は太刀山峯右エ門がそれぞれ完成させたとされる。
また、綱の締め方は雲龍型は輪を一つ、不知火型は輪を二つで締めており、不知火型用の綱が重い。
型の選択は、所属する一門の別に左右されることが多い。
出羽海一門・高砂一門・時津風一門は全員雲龍型、伊勢ヶ濱一門は全員不知火型を選択、二所ノ関一門は混在しているが雲龍型の例が多い。
トータルでの選択率は雲龍型が高い。
個人的には、白鵬関の両手を伸ばしてせり上がる不知火型の姿が、迫力がありお気に入りです。
天に両手を掲げて「クルッ!」とする所作が好きです。
実際に見た横綱土俵入りでも、恵まれた大きな身体と長い手足で巧みに行う所作が最高にかっこ良くて、その姿に感動して力いっぱい拍手してしましました。
今は、新型コロナウイルスが心配な私。
息子たちも幼く、高齢の家族のことも考えると、両国国技館開催の本場所には行きたいけど断念です。
でも、またいつか家族で大相撲の観戦に行きます!!
その時は元気を与えてくれる大相撲への感謝の気持ちを込めて、大きな声で「よいしょー!」「よいしょー!!」「よいしょー!!!」と応援します。
【横綱土俵入り】太刀持ちと露払いの力士が先導役としてサポートします!
【横綱土俵入り】太刀持ちと露払いとは?
関脇以下の幕内力士の中から2名を選ぶ。
通常横綱と同じ相撲部屋の力士が優先され、同部屋でそろわない場合は、同じ一門、稀に一門外から選出する。
大銀杏が結えない場合は露払い・太刀持ちも務めることが出来ない。
ただし本場所以外では2013年6月に徳島県徳島市の忌部神社で行われた白鵬の奉納土俵入りにおいて、当時大銀杏を結えなかった大喜鵬将大が露払いを務めている。
横綱・露払い、太刀持ちの三者の間で当日対戦がある場合は組むことができず、必然的に他の力士が担当することになる。
<住吉大社土俵入り>横綱 白鵬土俵入り。太刀持ちは、新入幕の照強。露払い 石浦。#sumo #相撲 pic.twitter.com/AGG846d9X6
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 2, 2019
【横綱土俵入り】雲竜型や不知火型、大相撲の美しい所作に感動します!
<初日の様子>
白鵬の横綱土俵入り。太刀持ち 炎鵬、露払い 石浦。#sumo #相撲 #春場所 pic.twitter.com/BQZn4cBVB6— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 8, 2020
<三日目の様子>
横綱 白鵬土俵入り。
太刀持ち炎鵬、露払い石浦、行司 式守伊之助。#sumo #相撲 #春場所 #三月場所 pic.twitter.com/yLCRBNqbrj— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 10, 2020
<初日の様子>
鶴竜の横綱土俵入り。太刀持ち 正代、露払い 霧馬山。#sumo #相撲 #春場所 pic.twitter.com/TANIT2Hqva— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 8, 2020
<八日目の様子>
横綱 鶴竜土俵入り。太刀持ち正代。#sumo #相撲 #春場所 #三月場所 pic.twitter.com/uyy0BvhWCs— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 15, 2020
【横綱土俵入り】大相撲での順番、行司と呼出の担当とは?
大相撲での順番について【横綱土俵入り】 ※Wikipedia(ウィキペディア)より引用
- 本場所で横綱が2人出場し立行司が庄之助・伊之助ともいる場合は、奇数日目は東横綱から、偶数日目は西横綱から先に登場し、行司はいずれの場合も庄之助→伊之助の順に登場する。
- 3横綱が在位・出場し立行司も揃っている場合は2人までと異なり順序が複雑となる(六日目で一巡)。
- 場所の終盤では東横綱同士の対戦があるため、それに伴う変更も生じる。
- 初日
横綱は東正横綱→西横綱→東2番目の横綱(以前の張出横綱)、行司は庄之助→伊之助→庄之助、呼出は三日目まで立呼出→副立呼出→立呼出
- 二日目
横綱は西横綱→東2番目の横綱→東正横綱、行司は庄之助→伊之助→伊之助
- 三日目
横綱は東2番目の横綱→東正横綱→西横綱、行司は庄之助→庄之助→伊之助
- 四日目
横綱は初日と同じ順序、行司は伊之助→庄之助→伊之助、呼出は五日目まで副立呼出→立呼出→副立呼出
- 五日目
横綱は二日目と同じ順序、行司は伊之助→庄之助→庄之助
- 六日目
横綱は三日目と同じ順序、行司は伊之助→伊之助→庄之助、呼出は副立呼出→副立呼出→立呼出
- 十二日目
横綱は三日目・六日目と同じ順序、行司は六日目と同じ順序、呼出は立呼出→副立呼出→立呼出
- 十四日目
横綱は西横綱→東2番目の横綱が西から登場→東正横綱、行司は庄之助→庄之助→伊之助、呼出は立呼出→副立呼出→立呼出
- 千秋楽
横綱、行司、呼出とも初日と同じ。
呼出さんと行司さんの役割
行司は、立行司である木村庄之助・式守伊之助が務めるが、庄之助・伊之助が不在の場合には三役格行司が務める。
呼出では、立呼出および副立呼出が務める。
【横綱土俵入り】大相撲の歴代力士は、雲竜型や不知火型?64代~72代の紹介
64代横綱 | 曙関 | 雲龍型 |
65代横綱 | 貴乃花関 | 雲龍型 |
66代横綱 | 若乃花関 | 不知火型 |
67代横綱 | 武蔵丸関 | 雲竜型 |
68代横綱 | 朝青龍関 | 雲竜型 |
69代横綱 | 白鵬関 | 不知火型 |
70代横綱 | 日馬富士関 | 不知火型 |
71代横綱 | 鶴竜関 | 雲龍型 |
72代横綱 | 稀勢の里関 | 雲龍型 |
【横綱土俵入り】大相撲で私が大好きな美しい化粧まわしと四股が堪能できる、素晴らしい時間を楽しんでください。
スペシャルな力士の顔見せと言えば、十両の取組後の幕内土俵入りですが・・・
私の特別な土俵入りは、やっぱり横綱土俵入りです!!
化粧まわしも、所作も、四股も、横綱は、特別な存在なのでかっこいいです。
これは、ぜひ会場でご覧ください。
本当に、本当に、本当に、素晴らしくて感動します。
大相撲中継でも、特別感はありますが・・・
本物を見ると美しさと迫力が、倍以上伝わってきます!!
個人的には、相撲の取組にも負けないぐらい、印象的な思い出になると思います。
幸運な機会がある方、これからお相撲を楽しみたい方、どなたでも感動する瞬間なので・・・
十両、幕内、横綱と可能な限り、土俵入りも注目してください。