稀勢の里の荒磯親方が大学院生?現在、強い弟子を育てるための学生に?リモート生活に初挑戦!

【大相撲】親方紹介

わかりやすい解説が評判の元横綱・稀勢の里の荒磯親方。

 

実は・・・

弟子の指導や、テレビやラジオの解説のかたわら、大学院生になっていました!

 

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の大学院生として、スポーツマネジメントを学んでいるそうですよ。

 

荒磯親方の中学生時代に卒業文集に残した「名言」もご紹介します!

独立して、部屋持ち親方になる日が間近かも⁉

 

私は今後の動きにも、大注目しています。

 

 



 

稀勢の里の荒磯親方が大学院生になっていた!親方業のかたわら、現役引退後は学業にも挑戦中!!

 

 

 

新型コロナウイルスの影響で、大学生の多くがキャンパスに通って勉強できない。

そんな話を聞いたことがあると思います。

 

実はその中のひとりに・・・

早稲田大学の大学院生として勉強する元横綱・稀勢の里(きせのさと)、現在の荒磯(あらいそ)親方がいました。

 

荒磯親方は2019年に現役引退後、後進の指導、日本相撲協会の広報部、社会貢献部の仕事をしています。

 

そのかたわら、2020年の4月からは早稲田大学大学院のスポーツ科学研究科で学ぶ大学院生として学んでいます。

 

中学卒業からずっと相撲一筋で生きてきた荒磯親方ですから・・・

本当だったら勉強と同時にキャンパスライフも楽しみたかったことと思います。

 

でも、このめぐり合わせの悪さばかりは、いくら辛抱強い親方でもどうにもならないですよね。

他の学生さん同様、親方もずっとオンライン授業を受けてきたそうです。

 

横綱と言えば、一般社会と離れている感じがしますが・・・

オンライン授業に参加していると知ったときは、以前より私は身近な存在のように思いました。

 

 



 

稀勢の里の荒磯親方、現在は早稲田大学大学院スポーツ科学研究科の大学院生としてキャンパスライフを送る!

稀勢の里(現・荒磯親方)は中学卒業後、すぐに角界入りした今ではめずらしい叩き上げの力士です。

 

中卒なのに大学院生? と不思議に思われるかもしれません。

 

荒磯親方が合格した早稲田大学大学院スポーツ科学研究科は、学歴に関係なく次のような人材を受けて入れているそうです。

 

 

「スポーツマネジメントに関する高い能力を持つ指導者となり得る人材、またはスポーツコーチングに関する高い能力を持つ指導者となり得る人材」

 

 

なるほど。

相撲界のトップを極め、弟子の育成を目指す荒磯親方は、十分に要件を満たしているということですね。

 

 

大学院は修士課程1年制で、部屋の運営や、力士の育成といったスポーツマネジメントを研究しています。

 

大学院生になって初めてパソコンを使った、という荒磯親方。

 

リポートの内容を練ることが一番大変でしょうが、あの大きな手で・・・

懸命にキーボードを打っている姿を想像すると、私は親方を身近に感じてしまいますね。

 

荒磯親方の解説は、「分かりやすい」と評判ですが、そこに大学院で学んだ知識が加わり、ますます説得力の増した話が聞けるんじゃないか、と個人的には楽しみです。

 

 



 

稀勢の里の荒磯親方、中学生時代の卒業文集がジーンとくる。角界入りへの強い気持ちを中学生離れした名言で残していた!

荒磯親方(元横綱・稀勢の里)の人となりを知ることができる中学生時代の話です。

 

荒磯親方の本名は萩原 寛(はぎわら ゆたか)。

 

中学生時代の萩原少年が打ち込んでいたスポーツは相撲ではなく、野球でした。

 

エースで4番。

すでに身長180cmで体重100㎏近くあったといいます。

 

高校野球の名門・常総学院の目に留まり、特待生という話もあったそうですから・・・

野球をやっていても一流選手になったかもしれませんね。

 

でも、萩原少年、相撲を選んでくれて、よかった!

私達、大相撲ファンは少年の決断に感謝しています。

 

角界入りを決心した萩原少年は、中学の卒業文集でこんな名言を残しています。

 

 

「天才は生まれつきです。もうなれません。努力です。努力で天才に勝ちます」

 

 

自分はこれから相撲の世界で身を立てるんだ、という強い気持ちが伝わってきます。

 

赤いほっぺのクラスの人気者だった15歳の少年が、厳しい勝負の世界で生きる決意表明の言葉。

健気でまっすぐで努力を惜しまなかった横綱・稀勢の里の姿と重なりませんか?

 

卒業文集の言葉を有言実行し、17歳9カ月で新十両に、18歳3カ月で新入幕を果たしました。

 

 

 

 



 

稀勢の里の荒磯親方、現在は田子の浦部屋の部屋付き親方。独立し自分の部屋を持つため、着々準備中!

弟子を持つ親方には2種類の立場があります。

 

師匠として部屋を運営する「部屋持ち親方」。

ひとつの部屋に所属して力士の指導する「部屋付き親方」。

 

荒磯親方は現在、田子ノ浦部屋の部屋付き親方です。

 

 

横綱・稀勢の里時代から所属している田子ノ浦部屋に所属し、部屋を率いる田子ノ浦親方と共に後進の指導にあたっています。

 

荒磯親方はいずれ独立して自分の部屋を持つことを目指しています。

だからこそ、大学院でスポーツマネジメントを学んだわけですね。

 

稀勢の里時代は、ストイックに相撲道を究めてきた荒磯親方です。

 

現役時代のインタビューでは笑顔を見せたことはなく・・・

言葉数は極端に少ない、怪我をしていても言い訳をしない、昔気質な力士でした。

 

師匠だった元横綱・隆の里(たかのさと)の先代・鳴戸(なると)親方のように、忍耐強い古風な親方になるものだと、思っていたのですが、それは違っていたようです。

 

 

 

 

明るく朗らかに解説を務める荒磯親方の様子を見ていると、言葉に尽くして弟子に思いを伝え、ロジカルに指導する、新しいタイプの親方の誕生を予感させてくれます。

 

 

どんな部屋を作り、どんな弟子を育ててくれるのか。

これからも私は期待してます。荒磯親方!

 

(ライター:松岡那知さん)

 

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