この表情のお相撲さんは、貴重だと思います!
ぜひ、普段は見られない一面をご覧ください。
私は大相撲の土俵が好きですが・・・
こちらも秘かにお気に入りです。
力士といえば、短命というイメージがあるかと思います。
あそこまで体重を増やすとなれば、1日の食事の摂取カロリーも、我々一般人とは比べものにならないくらい多いのではないでしょうか。
いくら強くなるために必要とはいえ、身体を壊してしまったらどうしようもありません。
なので、最近では健康志向の力士も多く、相撲部屋でもバランスの取れたちゃんこを作るようにするなど、力士の健康面に気をつけているようです。
また、日本相撲協会では、年に2回、定期的に健康診断も行なっているようです。
力士の健康診断って、一般人の私たちと何か違いがあるのでしょうか。
今回は、日本相撲協会が実施している健康診断について調査してみようと思います。
力士も注射は苦手!「痛〜い!」苦悶の表情がかわいいと話題に!
日本相撲協会に所属する力士(お相撲さん)には、定期の健康診断が行われます。
定期健康診断は毎年2回の実施で、2月と8月に行われます。
2月の健康診断では、数部屋ごとに日にちを分けて、心電図やレントゲン検査を行います。
8月には、全部屋一斉に、国技館の正面エントランスホールを使い1日で行い、身長・体重・血圧・血液検査などを行います。
この中で、一番難関なのが血液検査なのです!!
何が難関なのかと言うと・・・
力は腕が太いため、採血をする血管がなかなか見つからないのです。
相撲協会の健康診断は、ベテランの看護師さんが血液検査を担当するのですが、それでも血管を見つけるのがむずかしいようです。
血管が見つからなければどうするのか?
その場合は手の甲から取るのですが、それがとてつもなく痛いのだそうです。
取組で激しくぶつかっても表情ひとつ変えない力士です。
注射くらい平気かと思うのですが、意外にも注射が苦手という力士も多いようです。
針を打つ瞬間を見られない力士もいて、その表情に普段土俵上では見られない意外性があると話題になっています。
私も、この時の力士の表情は意外だと思いました。
力士も注射は苦手!「痛〜い!」苦悶の表情まとめ
こちらでは、個人的に印象的だった力士の注射写真をご紹介します。
土俵での雰囲気とは違う、意外な表情に注目です。
<健康診断>
千代丸の健康診断。#sumo #相撲 pic.twitter.com/3onGKm0wWw— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 7, 2020
<健康診断>
今週行われた、健康診断の様子です。
採血中の妙義龍。#sumo #相撲 pic.twitter.com/7k1wlo3nme— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 7, 2020
<健康診断>採血に痛そうな表情の遠藤。#sumo #相撲 pic.twitter.com/KVYuMK90Ug
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 8, 2019
<健康診断>幕下の石浦は注射が大の苦手。後ろには、宝香鵬。#sumo pic.twitter.com/BcKJqn2lQW
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 5, 2014
<健康診断>採血が苦手な千代大龍。#sumo #相撲 pic.twitter.com/DprrHdKvTk
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 5, 2019
<健康診断>勢は、採血が苦手な様子。#sumo pic.twitter.com/pncoGAOMLX
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 4, 2014
<健康診断>採血中の横綱日馬富士。痛そう。#sumo pic.twitter.com/8N61mMqnlZ
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 5, 2014
<力士健康診断~採血編~>苦悶の表情、旭大星。(写真は3枚)#sumo pic.twitter.com/8FzhzBDNAw
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) August 27, 2014
<健康診断>採血に痛そうな表情の照強。#sumo #相撲 pic.twitter.com/SMGEMwkic0
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 8, 2019
力士にとって健康診断とは?
<健康診断>本日、相撲診療所で力士や行司の健康診断が行われました。受付→尿検査→レントゲンの後、心電図の計測を行います。#sumo pic.twitter.com/PoXUE727s8
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) February 2, 2015
年2回の定期健康診断だけでなく、日本相撲協会は力士になるための条件の一つとして、健康診断を義務付けています。
力士になる条件に「健康な男子である」という項目があり、相撲協会が指定した医師の健康診断を受ける必要があります。
健康診断をクリアしなければ不合格となり、翌場所までに治療をすれば再検査を受けることができます。
検査は体格検査と内臓検査があります。
【体格検査】
・身長167cm以上、・体重67kg以上
※(3月場所は、中卒見込み者のみ165cm、65kg以上)
【内臓検査】
健康診断・心電図・エコー検査があります。
これをクリアしなければ、力士として土俵に上がることができないんですね。
健康だからこそ、毎日厳しい稽古ができ、土俵上での激しいぶつかり合いができるのでしょう。
それを支えているのが健康診断というわけです。
私は今回の個人的な調査で、なるほどと納得しました。
<力士健康診断~流れ編~>健康診断はまず受付からスタート。部屋名と名前を言い、「検診カード」を受け取ります。#sumo pic.twitter.com/3TXqbtut3A
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) August 27, 2014
<健康診断>本日、相撲診療所で健康診断が行われました。#sumo pic.twitter.com/mh2aj1lOMJ
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 30, 2017
力士の体重にも注目!健康診断の結果は?
我々一般人でも、健康診断で体重測定を行いますよね。
身長に対してどのくらいが理想とか、基準になる値があり、「肥満気味」とか「やせ過ぎ」とか言わると思います。
では、力士の世界ではどうなのでしょうか。
ここから、私が簡単にご説明したいと思います。
現役幕内力士の中で、今一番体重が重いのが“逸ノ城“の198kg。
<誕生日ツイート>本日、逸ノ城23歳の誕生日です!#sumo pic.twitter.com/zppAkaUbtx
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) April 7, 2016
反対に関取最軽量は“炎鵬“の94kgなのではないかと思います。
<初日の様子>十両土俵入り。新十両の炎鵬。 #sumo pic.twitter.com/377tjnrXGO
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) March 11, 2018
炎鵬の身長は身長169cmですから、一般の基準に当てはめれば、小兵力士炎鵬の92kgでさえ、肥満対象になってしまいます。
しかし、力士が肥満で健康診断に引っかかっていたら、全ての力士が肥満扱いになり、相撲ができなくなってしまいます。
力士は脂肪の固まりのように思われがちですが、意外と筋肉質なのをご存知ですか?
力士は日頃の稽古に加え、筋トレなども積極的に行ったり、また、バランスのよい食生活をしているので、体格のわりに筋肉量も多いのです。
筋肉も脂肪も、激しいぶつかり合いで怪我をしないために必要なものなのです。
健康診断の結果は、後日、各部屋に送られるそうで、再検査が必要な力士は検査を受け、必要ならば治療をするのだそうです。
一般の成人男性の基準で考えると肥満体質になってしまうのかもしれませんが、力士の世界には、独自の基準値というのがあるのかもしれませんね。
(ライター:あんさん)


